つくば市立吾妻小学校で校内研修を行いました
- ミライプラス

- 7月28日
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つくば市立吾妻小学校で「探究的な学び」に関する校内研修の講師をさせていただきました。吾妻小学校は、吾妻学園として中学校と共に連携型の一貫教育を行っています。
吾妻学園の教育目標は「未来に向かいたくましく生きる児童生徒の育成」。
未来を見据え、たくましく生きるために必要な探究的な学びの力について、教員のみなさんと考えました。
吾妻小学校では、5年計画の研究テーマ「子供たち自身による幸せな学校メイキング」を設定し、「ポジティブウォーミング」「学びメイキング」「ルールメイキング」の3つのチームを作って研究に取り組んでいます。
今回は「学びメイキング」チームの研修として、なぜ探究が必要なのか、主体的・対話的で深い学びの姿について皆さんで対話をしながら学びを深めました。
この研修はいろいろな学校でやってきたものですが、毎回、今世界で起きていることからお話をさせていただいています。世界の変化は驚くほど速く、1ヵ月経てば情報が古くなってしまうような状況です。一方、学校現場で働く先生方は日々忙しく子どもたちと接していて、社会の情報に触れる余裕がない人も多いと思います。
AI技術の進化、その影響、終わりの見えない戦争、加速する地球温暖化、学校にとっても他人事ではない少子化など、今社会で起きていること、これからの未来への影響について、公開情報をもとにお伝えをすると、受講されている先生方はみなさん食い入るように聞いてくれます。
幅広く情報に触れること、それらの情報から考えを巡らせることが探究的な学びに繋がる、ということを体感していただく時間です。
後半では「主体的・対話的で深い学び」について、グループ毎に対話をしてもらいました。
「主体的」「対話的」「深い学び」、それぞれに繋がる具体的なシーンを思い浮かべてもらい、グループ内で話し合います。
どの状態も「興味・関心」が無いと生まれないのではないか。
「共感」があって初めて対話になるのではないか。
学んだことが生活の中で使えることが深い学びなのではないか。
など。グループ毎にみなさんで意見を交わし、「主体的・対話的で深い学び」のイメージをすり合わせていくことが出来ました。
初めのうちは対話の様子が静かな印象でしたが、何回も対話を繰り返すことによってどんどん意見の出る数も増え、対話の時間が終わってもなかなか止まらない状態になりました。
普段はなかなか対話の時間を作ることが出来ないかもしれませんが、対話によって得られた気付きや学びを授業の中でも活かしていただけるのではないかと感じました。
今回は、板橋第十小学校で共にコミュニティスクールを推進している塚本さんがグラレコにまとめてくれました!










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