栃木県立佐野東高校でドキュメンタリー映画を活用した授業を実施
- ミライプラス

- 1 日前
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栃木県立佐野東高校にて、ドキュメンタリー映画を生徒に観てもらい、その内容を起点として探究を行う授業を行いました。
これまでも学校でのドキュメンタリー映画活用は取り組んできましたが、授業での活用はなかなか進んでいない状況です。今回は、一般財団法人「心豊かな社会をつくるための子ども教育財団」の助成を受けて、高校への導入が実現しました。
佐野東高校では、1年生からキャリアプロジェクト啓という探究的なキャリア教育を進めています。1年生は自分の「気になる」を突き詰めてじぶん探究をしてきたようです。2年生からは進路に繋がるゼミに分かれて学びを進めていきます。今回は、2年生でのゼミ選択に繋がることを意識して3本のドキュメンタリー映画を用意して、生徒に自由に映画を観てもらいました。
今回選択した映画は、
決心のとき 患者に寄り添う医師たち
あなたが見ている限り真実は生き残る
サラリーマン
の3作品です。
どの映画も心が揺さぶられる素晴らしいドキュメンタリー映画です。
授業の導入では、生徒のみなさんに10年後の世界に意識を向けてもらうためのお話をしました。AIの進化が加速し、人間の知能を超えつつあるいま、10年後にはAIとの共存が当たり前になります。すでにAI社員やAI社長がいる会社も生まれています。
自分たちが社会に出ていく10年後はどんな世界になり、自分はどんな生き方、働き方をしていたいのか?
いま世界で様々な課題に取り組んでいる人たちはどんな生き方をしているのか?
生徒が一人一人しっかりと考える機会としてドキュメンタリー映画を活用しました。
生徒のみなさんには入試休みの期間を使って好きな映画を観てもらい、2回目の授業では同じ映画を観た人たちで対話を行う時間を持ちました。
3作品の中では「サラリーマン」が最も人気で9割近い生徒が観ていました。生徒にとって10年後の自分の姿として身近に感じやすいものだったのかもしれません。
今回は映画ごとに「問い」を提示し、自分で考え、友達と対話して学びを深める時間を作りました。それぞれの映画で設定した問いは、
重い決断をするとき、人はどうすれば納得に近づけるのだろうか?(決心のとき)
ラビッシュ氏は自分の命が危険になるのに、なぜ権力に立ち向かうのでしょうか?(真実は生き残る)
人はなぜ働くのでしょうか? 何を大切にしたいのか?(サラリーマン)
高校1年生にとって、働くこと、人生の選択をすることはまだ実感が薄いかもしれません。ドキュメンタリー映画を観たことで何か気付きを得て、自分だったらどうするだろうか?という思考が始まることに期待しています。
2年生ではゼミに分かれて探究を進めます。
今回の問いをキッカケにして、自分で問いを立てて学びを深めていくプロセスの質を高めていくお手伝いをしていきます。





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