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小牧市の公立小中学校で探究的な学びについてお話しました

小牧市立一色小学校と小牧市立岩崎中学校で、児童・生徒のみなさんに探究的な学びについてお話をさせていただきました。

小牧市では、授業時数特例制度を活用し、小学校は35時間、中学校は20時間を使って"こまき「夢☆チャレンジ」科"の授業を行います。授業時数特例制度では、学習指導要領で定められている教科の授業時数のうち最大1割を異なる教科に振り分けることが出来る制度です。すでに渋谷区では令和6年度から"シブヤ未来科"の授業を大幅に拡大した取り組みをしています。


小牧市でも今年度スタートした"こまき「夢☆チャレンジ」科"に各校で取り組みを始めています。


一色小学校と岩崎中学校では、4月に教員研修をさせていただき、教員のみなさんに

「なぜ探究学習が必要なのか?」「探究的な学びとはどんなものか?」を対話をしながら考えていただきました。教員のみなさんも経験のない取り組みに不安を感じながら、手探りでの挑戦をしています。


今回は、小学校3年生から中学校3年生までの子どもたちに「探究」について直接お話をさせていただきました。子どもたちには、探究の楽しさを伝えました。


一色小学校では、「未来を作るのは自分たち」というテーマで3,4年生、5,6年生にそれぞれ1コマを使ってお話をしました。

まずは未来について話しました。気候変動などで環境影響が受ける未来、技術によって人間のWell-beingが中心になる未来、それぞれに関連する動画を見てもらい、未来のイメージをみんなで話し合いました。


みんなが自分らしく生きられる未来を作るために、自分が面白い、なんでだろう?と思うことに一生懸命取り組みことが大切だと伝え、探究のサイクルについて事例を使って話しました。最後にどんな「不思議な」ことがあるかを考えてもらいました。質問では、

「同じ色を見たらみんな同じように感じるのでしょうか?」

という素晴らしい問いをもらいました。



岩崎中学校では、中1から中3まで450人全員に探究の楽しさをお話しました。

なぜ探究する力が必要なのか?を理解してもらうため、今、AIがどんなに進化しているのかをchatGPTのボイスチャットをリアルタイムでデモンストレーションしました。


chatGPTに「今、小牧にいるんだけど、どんなご当地グルメがあるの?」と問いかけ、chatGPTが即座に味噌煮込みうどんのお店を教えてくれる様子に生徒たちは驚いた様子。

さらに、中学生にわかるように「探究学習がなぜ必要なのか」をchatGPTに説明してもらいました。


AIやロボットが人間以上に優れた回答を出力できるようになると、人間には何を求められるのか?を伝え、自分が興味をもったことを夢中になって取り組むことが大切だということをお話しました。



小牧市の各学校はそれぞれが新しい学びにチャレンジしています。

この挑戦こそが「探究」だと思います。小牧市の各校での探究が、小牧の未来を創っていきます! 小牧の挑戦に期待しています。

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