ミライティーチャーズアカデミー 中間発表会を開催
- ミライプラス
- 5月6日
- 読了時間: 3分
3期生が学びを進めているミライティーチャーズアカデミー(ミラアカ)の中間発表会が開催されました。
ミラアカ3期生は、昨年の6月に学びをスタートし、12月に各チームが取り組むテーマの発表を行いました。現在はフェーズ3として、現場実践に取り組みながら8月には成果発表会でチーム提言を行います。
今回は、各チームの現在地を説明する場でした。
ミラアカの全体テーマは「子どもたちが2050年に自分らしく生きられるように、あなたたちは何をしますか?」という大きな問いです。
教員受講生4名と企業サポーター1名によるチームが、これまで10カ月かけて学びを深めてきました。その間には運営チームによるオンラインレビューを行い、取り組みに対して深い問いを突き付けられ、モヤモヤする時間もあったかもしれません。
そんな時間を経て各チームが提案した内容は、いずれも素晴らしいものでした。
各チームのテーマ
Heroic Students Project
主体的に学び続け、新たな価値を創造し、他者と共感しながら社会に貢献できる子どもの育成 保護者に着目し、保護者と学校が対話のパートナーとなる取り組みを検討中。
26年後の自分って 自分の強みと弱みを受け入れて、選択決定して生きている 強み・弱みを振り返り、自分らしさに視点をおいた授業を行っていく。
自分の人生は自分で決める 自分で考えて行動できる、他者と調和して生きる アドラー心理学を参考にしながら共同体感覚を育て、勇気づけを行う取り組み。
「自分科」教育 なりたい自分を追い求める過程に価値を創造し、自分らしい生き方を見出せる子の育成 自己理解と他者理解を基盤として、既存の教育活動を「自分科」の視点で見直し知見を広めていく。
自分らしく科 自分らしく生きるための教育の実践 哲学対話、文化と価値観、出会う、自由研究、ふりかえりを組み込んだ教育を検討中。
脱・認知能力主義 子供の非認知能力を伸ばし,どんな変化が起こっても自分の望む未来を実現できるようにする 創造性、協働性、共感性の3要素にフォーカスした授業の開発。
3期生は、どのチームも「自分らしさ」を掘り下げてきました。同じようなテーマ設定だとしても、それぞれ少しずつ異なる視点から切り込んでいて見応えのある発表でした。チーム間での連携が生まれたり、他チームの発表から気付きを得る場面もあり、ミラアカで学ぶ3期生全員が協働しながら学びを深めている姿に感銘しました。
3期生は8月に成果発表を行います。成果発表会は外部からの参加も可能です。
ミラアカ3期生の学びの成果に興味を持っていただいた方は、ぜひ成果発表会を見に来てください。

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