いよいよ3期生の1年間の冒険がスタートしました!
ソニー教育財団主催 ミライティーチャーズアカデミー トップリーダーコース3期生の24名、そしてサポーター6名が初めて一堂に会しました。
これからの1年間、6チームに分かれて全体テーマ「子どもたちが2050年に自分らしく生きられるように、あなたたちは何をしますか?」という難題に取り組みます。
初日、会場であるソニーシティ大崎に集まった面々には緊張感もありました。
いきなり車座になっての自己紹介は、さすがに現場の教員はユーモアも交えて話をしてくれる人が多かったですが、まだまだ硬い表情。これが2日目の最後には、しっかりと建設的に意見をぶつけ合う仲間に変化しました。
初日の目玉はワールドカフェ対話。一人一人が自分の教育観を振り返り、今の教育にはどんな課題があるか? どんな教育を目指したいのか? を対話しました。
受講生はそれぞれが現場で小学生や中学生と向き合っている教員たち。日々現場に立つ中で様々な課題を感じています。校種、専門教科、地域も異なる受講生ですが、感じている課題には共通するものが多くあります。中には先進的な教育をしている私立校で働く人もいます。お互いの学校ではどんなことが起きているのか、同じ小学校でも地域や私立・公立の違いによって新しい発見があります。
全国から受講生が集まっているミライティーチャーズアカデミーだからこそ得られる学びです。
初日後半にはチームが発表されました。
これから1年間の学びを共にする受講生4人と企業に勤めるサポーター1人のチームです。
2日目は映画 "Most Likely To Succeed"の視聴から始まりました。
サンディエゴにあるHigh Tech Highを取り上げたドキュメンタリー映画です。2015年に公開され、日本でも何度も上映会が行われてきた映画ですが、受講生のほとんどが初めて観たとのこと。映画で描かれる学校の様子、生徒の変化、教師の関わり方など、映画視聴後にチームで対話を行います。
2日間で様々な刺激を受けながら、チームでどんな課題に取り組むか? どんなビジョンを描くか?を話し始めています。各チームはこれからの4カ月はオンラインでの活動をしながら、12月末にテーマ発表を行います。
自分たちのチームは、どんな目的でどんな姿を目指すのか? 4カ月間は長く感じますが、「子どもたちが2050年に自分らしく生きられるように」自分たちはどんなことに取り組んでいくのかをじっくり話す、最も大切な時間です。
12月末に改めて3期生が集まった時に、どんな発表をしてくれるのか。今からワクワクしています。
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