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執筆者の写真ミライプラス

成蹊大学に新しいラーニングコモンズが生まれます!

成蹊大学の新11号館内にラーニングコモンズが誕生します。

昨年からラーニングコモンズの設計運用のアドバイスをさせていただきました。新棟は理工学部の新校舎として建てられていますが、文理交流の場として、国際交流の場として新棟の主に1,2階部分にラーニングコモンズが設置されます。


前職のソニーにて、社員同士の学び合いの場 PORT を作った経験を活かして、ラーニングコモンズのコンセプト作りや、運営に関する知見、コミュニティ活動の支援などについてお手伝いしてきました。

全く新しい場所を作る場合に重要なのはコンセプト/ビジョンを明確にして、設計に関わる関係者同士で共有することです。PORTの設計の際には、設計に関わる主要なメンバー全員でコンセプト作りのワークショップを行いました。


成蹊大学でもラーニングコモンズの設計を担うプロジェクトの会議メンバーのみなさんと一緒にコンセプト作りのためのワークショップを行いました。PJのメンバーは、各学部の教授陣と学校職員のみなさん。コンセプトにはWhy(なぜ作るのか?)とWhat(どんな場を目指すのか?)が必要です。皆さんに成蹊大学の現状を考えていただき、ラーニングコモンズが目指す姿について熟議をしていただきました。


そこから出てきたのは

・学生が主体的に学び、学び合いが生まれる場

・異文化が交流する場

・行きたいと思える居心地の良い場

という意見でした。


この要素を実現するために議論を重ねて創り上げられてきたラーニングコモンズが9月末に正式にオープンします。2フロアに渡る広いスペースが用途ごとにゾーニングされていて、使い方のアイディアがどんどん生まれるような素晴らしい場所です。

学生チームのプロジェクト活動に貸し出しするためのプロジェクトルームもあり、この場所から様々な成果が生まれるかもしれません。


有志の学生による委員会が運営を担っていく予定です。学生たちが自分たちで理想の場所を創っていくことになります。まさに学生が主体的に学び合う場です。



旧校舎の解体が終わると新棟が大学中心から目の前に見えるようになります。

成蹊学園は同じ敷地に小学校から大学までが集まっています。大学内の交流に留まらず、小学生から大学生までの交流や、地域や企業とのコラボレーションも生まれるかもしれません。


新しく誕生するラーニングコモンズがどんな進化を見せるのか。

人が集まって、交流から新しいものが生まれて初めて場としての価値が生まれます。そんな姿になっていくのが楽しみです。



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